「ふなぐち」を吟醸で仕込み、
さらに蔵で一年以上、低温熟成。
「ふなぐちを熟成させるとおいしい」という声から生まれました。出来たてとは一味違う、時を経たものでしか味わえないトロリとした口当たり。ゆったりと自分の時間を楽しみたい時におすすめの、「赤いふなぐち」です。
「ふなぐち」は、しぼりたての生原酒です。非加熱でデリケートなため市場に出すのが難しく、かつては蔵に来ていただいた方だけに振る舞っていました。しかし、その旨さは格別で、評判を聞きつけた人が後を絶たないほどでした。この旨さを、もっと多くの人に味わってもらうには・・・?
鮮度を保つための試行錯誤を繰り返し、1972年、日本初のアルミ缶入り生原酒の開発に成功。蔵でしか飲めなかった「ふなぐち」が、たくさんの人に愉しんでいただけるようになったのです。
搾りたて生原酒ならではの酒銘。
「ふなぐちってどういう意味ですか?」。いまもよくお客様から頂くご質問です。 「ふなぐち」の名は酒造りの現場から生まれました。 発酵を終えた醪(もろみ)を、清酒と酒粕に分離するところを、酒槽(ふね)といい、この酒槽の口から流れ出る清酒を、菊水では「ふなぐち」と呼んでいました。それは火入れ(加熱処理)も割水もしていない、しぼったままの生原酒。この酒本来の味わいを詰めたことから、「ふなぐち」が酒銘となったのでした。
評判が評判を呼んだ酒の味。
容器からは想像もできないほどの、ほとばしる鮮烈な旨みと爽やかな喉ごし。そのフレッシュでフルーティな旨口は、日ごとに進む熟成により、角がとれたまろやかさを帯び、さらにブランデーのようなコクをのせ、やがて中国の老酒を思わせる味わいへと移り変わります。しぼりたての味わいは然ることながら、熟成の具合で違う趣きに出会える奥深さも、生原酒ならでは。
冷やして飲むのがお薦めですが、ロックや炭酸割も一興です。
商品の特徴
- 吟醸 生原酒
- まろやかな旨口
- 精米歩合55%
- アルコール19度
- 新潟県産米100%使用
製法 | 吟醸・生原酒 |
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精米歩合 | 55% |
アルコール度数 | 19度 |
原材料 | 米、米こうじ、醸造アルコール |
原材米 | 新潟県産米100%使用 |
保存方法 | 直射日光を避け、なるべく低温の場所で保存してください |
製造者 | 菊水酒造株式会社 新潟県新発田市島潟750 |